アドラー心理学 第4回 最終回
「嫌われる勇気」
1、「共同体感覚」/嫌われる勇気
第4回「自分」と「他者」の幸福のために・・・
我々の周りには他者がいる。
必ず他者と結びついている。
一人では目標を達成できない。
他者(仲間)を満たすこと、そこに自分の居場所がある。
「幸福」・・・自己への幸福は他者との共同
人はいかに生きるべきか・・・・
全てが共同体であるという考え方。
「家族 学校 社会 国家 そして・・地球」
人は全体の一部であり、全体とともに生きている。
2、「自己受容」/嫌われる勇気
自分を受け入れる、
自分が他者より劣っていると思っていては他者が敵となってしまう
※他者貢献・自分に価値があると思える時は・・・他者に貢献し、感謝された時、
自分に価値があると思える。
そこで自己受容へとつながる。
※他者信頼・他者に貢献しようと思うには・・・
他者を仲間だと思っていないと貢献できない
信頼していないと仲間とは思えない。
仲間だからこそ貢献しようと思える。
アドラー教育(アドラー心理学)
=「勇気づけ教育」
全ての関係が縦だから勇気をくじくこととなる・・・
人は立ち向かわないといけないと思うことが
達成する気持ちを弱くする。
理想を高く設定してしまい、全て減点されていく。
関係を横にすれば勇気付けになる・・・
課題に立ち向かっていける気持ち(貢献感)を感じて
自分の価値があると思うようになり、勇気づけにつながる。
3、「嫌われる勇気を持つ」
「ありがとう」の言葉
対等に見てもらっていないと価値があるとは思えない。
貢献感を持てると価値があると勇気を持てる。
褒める=評価する上の立場から下の立場に言うこと
「あらゆる対人関係は横関係、対等の関係である。」
子供でも・・・対等の関係であるため、褒めることは失礼である。
会社は一つの共同体でしかない。
悩んだらもう少し大きな共同体を考えればいい
もっと大きな共同体へ視点を移すことで
自分の唯一所属している共同体と思っているものが
切り離される。
自分が嫌われているとしたら、それは・・・
アドラー的思考(嫌われている)=自由に生きている
自分が受け入れてくれる場所に身を置けば自分の価値を認識できる。
「人生の意味はあなたが自分自身に与えるものである。」
どんな困難な状況であってもどのように生きているかを決めるのは自分である。
自分で飛躍していくしかない。
実はそんな大げさな勇気はいらない・・・
〜ちょっとした勇気を持つことで変わってくる〜
/嫌われる勇気
※今回一番思ったのは、悩んでいることが、今自分が唯一存在していると思っている
共同体のことであるならば、その共同体よりも大きな共同体へ視点を変えること!
これは、今学んでいるNLPのリフレーム(枠を大きくまたは枠を替える)だと
思いました。
世の中には無数の共同体が存在し、今とは違う共同体へ視点が向くことで、
悩みがもしかしたら小さなことに感じることができるようになるかもしれないません。
※今回第4回に渡って「人生の意味の心理学」という内容で
放送されてきたアドラー心理学。。。
「共同体感覚」が対人関係のゴールと幸福とアドラーは説いていました。
この4回を通して私が感じたことは・・・
「喜怒哀楽を感じることが出来るのは他人がいてこそである。
人の人生はそれぞれ個人のものであり、他者の課題に立ち入りすぎる事は良くないが、
他人を想いやる行動により、自己受容また自己価値につながるため他者貢献も必要である。
他者貢献をするためのには、他人を信頼すること。
そして縦関係の世界に身を置いている人にとっては、せめてもう一つ、
横関係の世界を持つことが必要ではないか。」でした。
どうしても会社勤めの方は縦関係の中で生きていますよね。
それを変えるには、自分が代表として会社を経営したり、個人でビジネスをやるしかありません。
いくら昇進しても結局上司はいますから・・・笑笑・・(⌒-⌒; )💧
生きていくための社会(縦関係)の人間関係を上手くこなし収入を得て、
自分が自分らしく存在できる共同体(横関係)を見つけ楽しみ・喜びを得る。
現代社会を生きて生活していくには、それが一番幸せに近いのではないでしょうか・・・
4回に渡って書かせていただきました。
最後までお読み頂きありがとうございました!!
次回作「幸せになる勇気」もぜひ!!
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